プラグホールへのエンジンオイル漏れは修理して治ったんですが、やっぱり他にも原因があるみたい。
1000Km走行するとオイルレベルゲージのLOWERの位置まで減少しています。
オイル消費の激しい車です💧。
そこで何が原因で、対策はあるのか調べてみました。
簡単な方法から試してみようと思います。
オイル減少の原因
駐車場へのオイル溜まりなど、エンジン外部へのオイル漏れが見られない為、その他考えられるオイル減少の原因を調べてみました。
主にオイル下がり、オイル上がりが原因みたいです。
オイル下がり、オイル上がりって何?
原因その1 オイル下がり
オイル下がりって何?って事で調べてみました。
オイル下がりを簡単に説明すると、エンジンの上側(ヘッド側)から燃焼室(シリンダー)内部へオイルが流入して、一緒に燃焼してしまいオイルが減少していく事です。
オイルがエンジン上側からシリンダー側へ下がり落ち、燃えてなくなってしまう事。
発生する原因としては、エンジンヘッド内部を潤滑しているオイルはバルブステムシールという部品がシリンダー内部へオイルが流入しないようにしていますが、劣化、損傷などにより密閉力が無くなり、オイルがバルブやバルブガイドから燃焼室へ流入する事がオイル減少原因です。
オイル下がりの判断方法としては、朝一などしばらくエンジンを止めて駐車しておいたエンジンを始動させた時、マフラーから白煙が出てくるか、またオイルが焼けた匂いがするかを観るそうです。
原因その2 オイル下がり
もう一つ原因がオイル上がりです。
オイル上がりを簡単に説明すると、エンジン下側(クランク・オイルパン側)から燃焼室(シリンダー)内部へオイルが流入する事です。
オイルがエンジン下側からシリンダー内部へ流入し燃えてなくなってしまう事です。
発生する原因としては、ピストンとシリンダーの隙間にあるピストンリングの気密性が損なわれ、オイルがシリンダー内にかき上げられる事で、燃焼室内で燃やされ消失してしまいます。
ピストンリング、シリンダーの気密性の劣化が原因と考えられます。
ピストンリング、シリンダーの破損、異常摩耗、リングの張力が低下、またカーボンの蓄積によりピストンリングの動作が悪くなって起こる事があるようです。
参考リンク貼らせて頂きます。https://clicccar.com/2020/11/25/1034789/
対策
原因がわかれば対策の仕方もある!
という事でこちらも調べてみました。
オイル下がりの部品交換修理
エンジンの上側からシリンダー内へオイルが流入してしまう主な原因が、バルブステムシールという部品の損傷、劣化によるものが多いので、こちらの部品の交換修理になってくると思われます。
またバルブガイドやバルブなども劣化、損傷、摩耗などがある場合は交換修理が必要になります。
当然これらの修理交換はエンジンヘッド側オーバーホールになりますので、修理費用も高額になってきます。
オイル上がりの部品交換修理
オイル上がりの原因は主にピストンリングか、シリンダーの気密性がなくなる事なので、やはりこちらも基本的にはオーバーホールによる部品交換、修理が基本になってくるようです。
ピストンリングの劣化、損傷だけならまだしもシリンダー側の損傷や、変摩耗などの場合は、もっと高額な修理費になるようです。 おそろしや~。
オイル下がりも、上がりも基本的にはオーバーホールが一番確実に修理出来る手段のようです。
まぁ わかっちゃいたけど・・・💧。
他に安く簡単にすませれないの~?
って事で調べてみた。
添加剤を使用してみる
比較的軽度のオイル下がりなどであれば添加剤で直る事もあるようです。
色々な種類の添加剤が出ている様です。それぞれ直接投入するものとオイルと混合して投入するものなどがあるので使用時注意が必要です。
オイル下がり、オイル上がりにも対応した物も市販されているみたいなので、まずはこれから試してみたいと思います。
硬化したバルブステムシールを元の状態に戻してくれる作用があるものや、ピストンリングなどに固着したカーボンを除去し、元の動作に戻してくれる物など各種販売されています。
試しに評判が割と良いワコーズの「ワコーズ EPS エンジンパワーシールド」+「S-FV・S スーパーフォアビークルシナジー 」を購入。試してみたいと思います。
何とか少しでも改善してほしいです。
オイルの粘度を固くする
オイルの粘度を固めにする事で漏れを防止できる事もある様です。
単純にオイルの粘度が上げて、燃焼室シリンダー内へオイルが入らない密封作用を上げてやるのです。
ただし、エンジンオイルの使用する粘度は各車ごとに決まっているので、あまり粘度を上げるとエンジン始動性が悪くなったり、燃費、走行性が悪くなる事がありえます。
それぞれの車には適したオイル粘度の範囲がありますので、注意が必要です。
基本的には、オイル表示はバモスの場合「0W-20」になり、前の「0W」はウィンター指数を示しています。
ウインター指数は低温時の始動性を表し、数字が小さいほど低温時の粘度が柔らかく始動性が上がります。
後の「20」は高温時(100℃)の時の粘度を指し、こちらも数字が小さいほど粘度が柔らかくなります。大排気量車や、高回転ターボエンジンなどは数字が大きいものを使用しています。
自分のバモスの場合は柔らかいオイル粘度なので、少し固めに替えて試してみても良いかもしれませんね。
まとめ
特に中古で購入している車の場合は、エンジン内部に使用されているシール類などが劣化している事が多いのでオイル消費への注意は必要です。
購入時にオイル下がり、オイル上がりなどのトラブルが無いか判れば良いんですが、エンジン内部へのジワジワと漏れるオイル漏れなので判りにくいです。
購入して走行距離が1000Km程経過したら、一度オイルレベルゲージを抜き取り確認してみましょう。
結局オイル下がり、オイル上がりを根本的に直そうと思ったらエンジンオーバーホールしかなさそうです。
がしかし、お金がかかるので何とか今を乗り切りたい!
そこで安価で手軽な方法から色々試してみようと思います。
まずは添加剤を注入して様子を見てみたいと思います。
少しは改善されると良いんですが・・・。
ダメな時はいっそエンジンオーバーホールも自分で挑戦してみるか⁉
勉強と段取りが出来たらだけど・・・・。
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