軽自動車のユーザー車検に挑戦

軽自動車協会 軽バン バモス
軽自動車協会

愛車のバモスも車検の時期が来ましたので、ユーザー車検に挑戦してみました。

車検といえば整備工場かディーラーへお任せしていたのですが、出来れば自分で面倒を見てきた車なので、車検もユーザー車検で通してみたい!
(というか、車のお世話を普段整備工場等へ頼んでないので、頼みづらい・・・💧。)

またユーザー車検は費用をなるべく抑える事が出来るので、僕にとってはありがたいシステムです。

※この内容は私個人の作業結果を書き記しています。作業の参考にされる方はいかなる結果であっても私は一切関知しません。 自己責任でお願いします。

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軽自動車のユーザー車検の受け方

軽自動車のユーザー車検は全国の「軽自動車検査協会」で受ける事になります。

軽自動車検査協会へ必要書類と車両を持ち込んで行います。

車検までは大きく次の手順で行いました。

  1. 軽自動車検査協会の予約システムで予約をする。
  2. 必要書類を用意する。
  3. 軽自動車検査協会に車を持ち込む。
  4. 検査を受ける。
  5. 検査に合格したら、自動車検査証を受け取る。

車検(継続検査)は、有効期間の満了する日の1ヶ月前から満了する日までの間に受けると、有効期間を短縮することなく更新することができます

ユーザー車検を受ける時は、期間に余裕をもって受けたいですね。

車検の予約前に車体の点検整備、必要書類の確認をしておいた方が良いと思います。

車検までの車体の準備

軽自動車協会で車検を受ける前に、車体の点検整備をきちっとしておきます。

当然車体の整備が出来ていなければ車検に受かりません。

また車検当日はホイールキャップ装着車は取り外しておきましょう。検査の邪魔になる様です。

車検の検査ラインで確認されるポイントは以下リンクで紹介しています。

また車検時に定期点検整備の実施状況を確認するため、直近で実施した定期点検整備の結果を記載した点検整備記録簿の提示が求められます。

車検を受けた後での定期点検(24ヶ月点検)及び記録簿の作成でも良いのですが、自動車の使用者には定期点検整備の実施が義務づけられています。

確実な定期点検整備の実施をしましょう。

軽自動車のユーザー車検に必要な書類

軽自動車のユーザー車検を受ける際には、以下の書類が必要です。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 軽自動車税納税証明書
  • 定期点検整備記録簿
  • 自動車損害賠償責任保険証明書または自動車損害賠償責任共済証明書(自賠責保険)
  • 継続検査申請書(軽自動車協会で入手)
  • 軽自動車検査票(軽自動協会で入手)
  • 自動車重量税納付書(軽自動車協会で入手)

ユーザー車検を受ける際には、上記の書類をすべて揃えて、軽自動車検査協会の窓口に提出する必要があります。

自動車検査証(車検証)

車検証は、車検の有効期間や車種、排気量、車体番号などが記載されている書類です。車検を受ける車両の所有者または使用者が保管しています。

こちらは車のグローブボックスなどにいつも入っているので問題なく用意できると思います。

軽自動車税納税証明書

軽自動車税は、軽自動車を所有する際に納める税金です。車検を受ける日までに納付済みであることを証明する必要があります。

住んでいる市町村へ納税を行っていれば、毎年郵便はがきで納税証明書が届いているはずです。
有効期限内の証明書か確認して用意しておきましょう。

間違えて有効期限が過ぎているものを持参しないように!

※見あたらない場合は市町村役場へ問い合わせてみてください。

定期点検整備記録簿

軽自動車の定期点検記録簿とは、車検の有効期間内に実施した法定点検の記録が記載された書類です。法定点検は、24ヶ月ごとに実施する必要があります。

定期点検記録簿は、自動車メーカーから提供されるメンテナンスノートに添付されています。また、軽自動車検査協会や自動車ディーラーなどで入手することもできます。

定期点検記録簿の記入については以下参考。

※24ヶ月点検は車検を受けた後日に行う事も可能です。

自動車損害賠償責任保険証明書または自動車損害賠償責任共済証明書

自賠責保険に加入している証明書の事です。

自賠責保険は全ての車に加入する義務があります。

自動車損害賠償責任保険は、運転中に事故を起こして他人に損害を与えた場合に、その賠償を支払う保険です。車検を受ける日までに加入済みであることを証明する必要があります。

僕が車検を受けた軽自動車協会内に自賠責保険の窓口は無かったと思います。
陸運局の方ならあると聞いてますが・・・。

僕の場合は近くのテスター屋さんで自賠責保険の加入(更新)を行いました。

自賠責保険の扱い可能なテスター屋か、代筆屋が軽自動車協会近くにあるのか調べておく事をおすすめします。

継続検査申請書

継続検査申請書は、車検の有効期間を延長するための申請書です。車検を受ける車両の所有者または使用者が記入します。

こちらの書類は軽自動車協会にて車検当日入手して記入、提出可能です。

軽自動車検査票

軽自動車検査票は、車検の際に検査員が記入する書類です。車検を受ける車両の状態を記入します。

こちらの書類は軽自動車協会にて車検当日入手して記入します。

自動車重量税納付書

自動車重量税は、車両の重量に応じて課税される税金です。車検を受ける日までに納付済みであることを証明する必要があります。

自動車重量税印紙販売窓口で自動車重量税額に相当する金額の印紙を購入し、重量税納付書に貼り付けて申請を行います。

こちらの書類も軽自動車協会にて車検当日に入手可能です。

ユーザー車検の予約

ユーザー車検を受けるためには、まず検査予約が必要です。

軽自動車ユーザー車検の予約方法について解説します。

予約方法

軽自動車ユーザー車検の予約は、軽自動車検査協会が運営する「軽自動車検査予約システム」から行うことができます。

予約の流れは、以下のとおりです。

  1. 軽自動車検査予約システムにアクセスします。
  2. アカウント登録を行います。
  3. 予約したい検査場と検査日時を選択します。
  4. 必要事項を入力し、予約を完了します。

予約の注意点

予約は、車検を受ける日の2週間前から可能です。予約は先着順なので、早めに予約することをおすすめします。

初心者や不慣れな場合は午前中に予約を入れておいた方が良いと思います。
もし何か不備があっても午後の検査までに対応し、再予約、再トライ出来るかもしれないからです。

僕の場合初心者であったため、午前中2ラウンド目に予約を入れました。

以下リンクから軽自動車協会の予約サイトへアクセス出来ます。

検査予約システム - 軽自動車検査協会

車検当日

上記してきた車検前の準備が出来たら、いよいよ車検当日です。

僕は2ラウンド目の予約で受付時間が10:15だったので朝の時間に余裕をもって行動出来ました。

僕の場合の軽自動車車検当日の行動を紹介します。

  • 軽自動車協会近くのテスター屋に行く
  • 軽自動車協会受付にて予約確認をする
  • 必要書類を用意作成して各担当窓口で手数料取扱窓口で検査手数料と自動車重量税を支払います
  • 検査コースへ行き、検査を受けます
  • 検査結果を受け取り、車検証を受け取ります

車検を受ける前にホイールキャップ装着車は取り外しておきましょう。

軽自動車協会近くのテスター屋に行く

まずはテスター屋さんへ行きましょう。

テスター屋のほとんどは予約は要らないと思います。

僕が行ったテスター屋さんでは車検と同様に自分で運転して検査ラインへ入り、以下の項目を確認してもらえました。

  • ブレーキ制動
  • スピードメーター
  • サイドスリップ (トー角調整)
  • ヘッドライト (光軸調整)
  • 下廻り確認

スピードメーター確認は車検本番では40kmでパッシングをしますが、テスター屋さんでは
「今が40kmです。」と教えてくれました。

サイドスリップ検査ではトー角の調整を行ってもらってます。

ヘッドライト検査では光軸調整も行ってもらいました。

これだけの検査調整を※5分~15分くらいでこなしてもらえます。(さすがプロ!超早~!!)
※混み具合により待ち時間等は変わります。

このテスター屋さんでは自賠責保険の更新を出来、さらに車検書類代筆も250円で行ってくれたので
一式依頼しました。

テスター屋で支払った金額は以下になります。

  • 光軸、サイドスリップ、ブレーキ、スピードメーター、調整込み  ¥2,200
  • 自賠責保険更新24ヶ月 ¥19,730(2023年4月から \17,540)
  • 車検書類代筆  ¥250

これで車検前予備検査調整はOKです。

軽自動車協会へ行く

軽自動車協会の車検会場へ向かいます。

早めに入って車検場の確認など出来ると良いと思います。

僕は2ラウンド目の予約だったため、1ラウンド目の人の車検ラインの様子を実際見学出来ました。

受付にて車検予約の確認。必要書類の作成提出。

必要書類については上記記事で紹介してあるものになります。

各窓口にて必要書類の提出を行います。またその際に「初めてユーザー車検を行います。」と伝えると「初心者です。」プラカードを用意してもらえます。

重量税、検査手数料などの支払いも行います。

詳しくは以下の軽自動車協会で紹介されています。

継続検査(車検) | 軽自動車の車検 | 軽自動車検査協会

僕の場合はテスター屋さんで必要書類の代筆を行って貰っていたので、スムーズな車検手続きが出来ました。 代筆など初めてユーザー車検時はご利用を検討されても良いのでは⁉

検査場での検査

予約の確認、必要書類、各種支払いが終わったらいよいよ車検場ラインへ車を持ち込みます。

時間まではラインが動かないですが、並んだ順に検査が進みます。

僕の場合ですが、受付窓口でユーザー車検初心者だと伝えるともらえる、「初心者です」プラカードをフロントガラスから見える位置へ掲示しておきました。
また検査ライン1番の指定があったのでそちらえ並びました。

初心者とわかると、検査担当の人がサポートしてくれます。

一番緊張する検査場の動きについて動画で解説してありますので、見ておくと良いと思います。

車検証の受け取り

無事検査に合格すると新しく車検証が交付されるので、忘れず受け取ります。

また検査標章と呼ばれるステッカーが交付されますので、フロントガラスの定められた位置へ貼り付けます。

ステッカーを貼らずに公道を運転した場合は法律違反となるんで注意しましょう。

また車検証と自賠責保険証も運転走行時は携帯する義務があります。

検査表彰ステッカーをフロントガラスの所定位置へ貼り付け、車検証、自賠責保険の間違いが無いか確認できたら・・・

おつかれさまでした!

無事車検合格です!!

まとめ

ユーザー車検を自分で行う際には、以下の点に注意が必要です。

  • 書類の記入漏れや記入ミスがないように注意しましょう。
  • 車検の有効期間が切れる前に車検を受けましょう。
  • 車検の際には、車両の状態をしっかりと確認しましょう。

ユーザー車検は、車検料金を安く抑えることができます。また、車の状態をしっかりと確認、車の事を理解する機会にもなります。

初めてのユーザー車検を検討してみてはいかがでしょうか。

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