1カ月前にエンジンオイル交換したばかりなのに、オイルレベルゲージの下限「L]表示近くまでオイル量が減っている。オイル減少は以前から少しはあったがちょっと減り方が最近早すぎる。
自宅駐車場にはオイルが漏れた跡があるけど以前とそんなに変わりない。
原因は何だろ?
最近なんかやったかな~と自分なりに考えてみると思い当たる事が一つ!
タペットカバー交換
最近安く譲ってもらったアルミ製タペットカバーを自分で取り換えたが、取り付け方に問題があったのかも?!
エンジンのタペットカバー取り付け部を見てみるとオイルでべとべとに!やっぱり。
もう1回やり直そうと思いタペットカバーを外してよく見みると、ガスケットとカバーの間に隙間が出来ていました。
おかしい!?
ちゃんとG17ボンドを塗って半日以上漬物石を乗せ天日干ししてたのに~!
取り敢えず直さなくてはダメなので新しいガスケットを用意して作業にかかりました。
2日程走行後確認したらやはりタペットカバー、ガスケット、エンジンとの間に隙間が出来ているのかオイルでべとべとに、お店の方に相談してみると「純正のタペットカバーが一番良いよ。」と言われました。
しかし!!安くとはいえ購入してしまったアルミ製タペットカバーを何とかエンジンルームのアクセントにしたい!!
あきらめが悪いビンボー人の浅はかな知恵ですが何か手は無いかと考えておりました。
タペットカバーガスケット交換
ネットで情報収集しているとシリコーン製ガスケットという物をみつけたので、ダメもとで購入して見ることにしました。
ついでなので取り付け方手順を書いておきます。
- 古いタペットカバーのガスケットをスクレーパーなどで綺麗にはぎ取っっておく。
- エンジン側取り付け部もスクレーパーやオイルストーンで凹凸が無い様にしておく。
- タペットカバーとガスケットが取りつく面にG17ボンドか液体ガスケットを塗布し接着する。
(G17ボンドは塗布後10~20分放置して接着する。) - 接着面に圧力をかけておく。
(例:漬物石を乗せる。洗濯ばさみでガスケッットとカバーをはさんでおく。) - 半日~一日放置し、完全にガスケットとタペットカバーを接着する。
- エンジンへ取り付ける。(エンジンへの取り付け部にはG17、液体ガスケットは使用しない。)
シリコーンガスケット取り付けてみて1週間くらい様子見てましたが、結果良好(´▽`)。
走行中にエンジンオイルの減りが激しくなるので駐車して乗らない期間が長いと気付きにくいかもしれませんね。
エンジンとタペットカバーからの漏れは無くなりオイルの減りも改善しました。
ハーフムーンシール
オイルの減り方も改善されたので主原因はタペットカバーの品質不良によるオイル漏れだと思いますが、でもやっぱり少しづつ減っている。自宅ガレージにもオイルの漏れた跡がある。
という事でショップの方に相談してみました。
するとオイルのにじみがある位置的にハーフムーンシールからのオイル漏れだと思うと言われました。
ハーフムーンシールとは?
下画像の赤丸部分にあるシールです。たまたまお店にエンジンオーバーホール途中の物があったので見せて頂きました。
ミッションケースとエンジンシリンダーブロックのちょうど間に挟まっていて、クランクシャフトの軸受けシールになります。半円状のシールパーツなのでハーフムーンシールと呼ばれているんだとか。
オイル漏れを直すには当然こいつを交換しなくてはなりません。
しかーし!こんなところのシールを交換しようと思うと当然エンジン降ろしてミッションケースばらさなきゃダメです。もちろんお金&時間がかかるのでオイラみたいなビンボー人には簡単に手が出せません!!
ひどい漏れでは無いので経過観察でしのぎまーす。(本当は早く直したい~~!!。)
年数が経ってるミニではここからの漏れはよくある事例らしいです。
こちらのショップなどでもネットショッピング出来る様です。リンク張らせて頂きます。
部品としては高価な物ではありませんが、組付け修理工賃が高くなります。自分でできればな~。
まとめ
ミニで「オイル漏れはオイルが入ってる証!」と言われる強者もいますが、やはり駐車場やガレージにいつもオイルじみ作ってるのは気分が悪いし周りからも嫌がられます。(笑)
タペットカバーをアルミ製のオシャレな奴に替えてオイル漏れがひどい様ならシリコーン製のガスケットに替えるとオイル漏れがなくなる可能性ありますよ。又は純正に戻す。これが一番かも!
ハーフムーンシールとかオイル上がりなんかは金額的に諦めモードになりますがバルブシールとかのオイル下がりはエンジンヘッドのみの、いわゆるセミオーバーホールで済むんで頑張ってみたいかも?!
素人ながら自分でバラシ修理して組み直してしまわれる方も見えますので自分も時間と場所が確保出来ればやってみたいです。
ちなみに純正タペットカバーの締め付けトルクは0.5kg(4.9N)なので工具で強く締めすぎるタペットカバーが変形します。
自分のアルミ製タペットカバーはTボルトで手締めで良い程度なので、締めすぎには注意しましょう。
いずれにしてもオイル漏れはミニの宿命。・・・かも!?
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