ステディーロッドブラケット破損
ミニ乗りの人ならステディーロッドブッシュというパーツなら聞いた事あると思うんですが、自分もミニ購入時、知った風にタペットカバーを手でつかんで揺さぶってみてエンジンが揺れないか確かめています。
その時は比較的しっかりしていてエンジン揺れなかったんです。
約1年後にエンジン揺すってみたら「おっ!?結構揺れるぞ!これがステディーロッドブッシュのへたりってやつだな。」と思い早速ブッシュを取り寄せて交換準備してたんですが・・・。
上の画像赤丸部分の棒状のパーツがステディーロッドでその先端にゴム材質のブッシュが取りついている。
ステディロッドブッシュの交換作業
ブッシュもネットで購入し、さっそく作業開始。
- エアクリーナー取り外し
- ブレーキマスターシリンダーをブレーキマスターバックから外して配管を折らないよう邪魔にならない位置へ動かしておく。
- ブローバイのパイプ(通称エントツ)を外す。(取り外した後ブローバイの穴にウエスなどを入れて蓋をしておく。)
以上の様な作業をしてからステディーロッドを取り外しにかかっていると、何故かボディー側取り付け部がはずしてもいないのに異様に動く事に気が付きました。
何かヤバイ気がする。
ボディー側取り付け部を確認すると・・・やっぱり💧
下側のブラケットが破損してました。
ブラケットのボディー側破損。
後で知った事ですがミニの経年劣化で起こるトラブルの一つらしいです。
ネットで検索してみても結構多くの方が経験されてます。俺だけじゃなくてよかった~。
長年エンジンの揺れを抑えこんでくれていましたが、構造的にも薄い鉄板がボディーに”チョン”と溶接してあるだけなのでそりゃー痛んできますわ。
自分のミニはブッシュは健全なのに根本の取り付け部からいっちゃいました。
ところでコレって直るの!?
修理の仕方
お店の方に相談してみたら溶接で直すのが一般的だろうと言われました。
しかし板金屋さんへの依頼になるらしく、しかもミニのエンジンルームは「狭い!」ので、嫌がられるそうだ。
また個人で溶接が出来る人やショップによっては溶接作業をやられてる所もあるけど、エンジンルームは当然ガソリンや電気配線などあるので作業には十分な注意と知識が必要だ。個人での溶接作業は火災に気をつけてね。
折れたブラケットの上から見える箇所だけの溶接では脆く場合によってはすぐ破損してしまう事も考えられるので表、裏両側からの溶接を行っておきたいところだ。
裏側の溶接ってどうやんだろ~?
話を聞いていると手間がかかって大変そうなので工賃が心配になった💧
そこでの何か別のブラケットを製作するとか代替で何とか出来ないか相談してみたら「んじゃボルト止めしてみるかっ!?」てことになりました。
強化ブラケット取り付け
ただ薄い鉄板曲げただけのブラケットよりどうせ取り付けるなら「強化ブラケット」だろうという事でお店で依頼して取り寄せてもらいました。
参考までにショップのリンク貼らせて頂きます。
お金もないのでお店の方に手伝ってもらい取り付けという事でお安くしてもらいました。本当にありがとうございました。
右の画像赤丸部分に補強が入っており強化されています。
ちょっとした事なんですが違いがみても判りますよね!
取り付けには冗談ではなく本当に準備体操してから作業に入りましょう。
無理な体勢での作業が続くので慣れてない人は要注意です。
じぶんは腰が痛くなりました。(;´Д`)!
炎天下の中の作業で非常に疲れました。
ボルト止めで2人協力して室内側とエンジンルーム側からブラケットを固定するわけですが室内側が手が届きにくくツールも使用しづらいため固定に相当時間がかかりました。
後で知りましたが右の画像のようなナットが溶接してあるプレートもホームセンターなどで入手可能でした。
ボルトでの室内側からの取り付けに役立つと思い掲載しておきます。
まとめ
ステディーロッドブッシュは定期的にエンジン揺すってチェックしましょう。
ひょっとしたらブラケットが破損している可能性もあるのでブッシュ交換のついでに確認しておきましょう。
また全てのブッシュ類に言えることですが、何でもかんでも強化ブッシュを取り付けるとブッシュが固い為寿命は延びますが、エンジンや走行時に係るパワーがボディーやフレームへダイレクトに伝わってしまいボディー、フレームの溶接箇所等弱い部分への歪として出てしまう事になるので注意が必要です。
あまり高価でカチカチなブッシュを入れるよりもある程度の弾性があるブッシュをいれて定期的な点検と交換をするのが良いそうです。
ブラケットは強化した方が良さそうです。
純正は薄ーい鉄板曲げてあるだけだからねー。
折れて溶接しても一時しのぎですよー。たぶん。
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