今回紹介するのは、2台目として購入した走行距離22,000kmのバモス MT・4WD冠水車のエアークリーナー点検です。
購入時から「冠水車」と説明を受けていたので、ある程度の覚悟はしていました。
エアークリーナーはエンジンが吸い込む空気をきれいにする重要な部品です。
もし砂や泥、水分を吸い込んでいた場合、エンジン本体へ悪影響を与える可能性があります。
今回は実際にエアークリーナーボックスを開けてみた結果と、交換作業の様子を紹介します。
※この記事は私個人の作業記録です。整備される場合は自己責任でお願いします。
エアークリーナー点検理由
購入したバモスは走行距離22,000km。
普通ならエアークリーナーはまだ十分使える距離です。
しかし、この車は冠水歴があります。
「吸気系にも何か残っているのでは?」
と思い、確認することにしました。
また購入して車を引き取った時にすでに車検まで2か月を切っていたので、車検整備も兼ねて点検整備します。
エアークリーナーボックスを開けてみる
エアクリーナーボックスの位置は以前乗っていたバモスとはちょっと違い、左後ろ車体下部に斜めに取り付けられていました。
作業自体は難しくありません。
下画像赤〇部クリップを数箇所外して、カバーを取り外せば内部のエアーフィルターにアクセスできます。

汚れていると思っていましたが…
取り外して中を確認して見て・・・
「うわっ…これはひどい。」というのが正直な感想でした。
フィルターの吸い込み側は真っ黒で、細かな砂やホコリがびっしり付着しています。
走行距離2万kmとは思えない状態です。


冠水した際に吸気ダクト付近まで泥や砂が入り込み、その後乾燥して残った可能性も考えられます。
冠水車では吸気系に泥やシルト(細かい土砂)が残ることがあり、点検項目の一つとして挙げられています。
エアークリーナーボックスの中も確認
フィルターだけではなく、
ケース内部も確認しました。
細かな砂が溜まっており、やはり通常の使用では見られない状態です。

幸い、吸気ダクトやエアクリーナーボックスの破損は見れなかったため、大きな問題にはなっていませんでした。
しかしエアクリーナーボックスにつながっているチューブが詰まっていた為、水で洗い流して清掃しました。
また取り外したエアークリーナーボックスの下部カバーは、水道からホースをつないで水で丸洗い清掃しておきました。
特にドレン(排水穴)やダクト、チューブの接続穴等は詰まりを除去しておきます。
新品エアークリーナーへ交換
新品と並べてみると違いは一目瞭然。
元々取り付けてあった物は白色のフィルターですが、取り外したものは真っ黒。
これだけ目詰まりしていると、吸入抵抗も増えてしまいます。


交換後は、
- アクセルレスポンスが少し軽くなった
- パワー(加速)が良くなった
ような気がしました。
劇的な変化ではありませんが、精神的にも安心できます。
※燃費も良くなりました。
冠水車だからこそ点検しておきたい部品
今回あらためて感じたのは、
冠水車は見える部分より見えない部分が重要ということです。
外装や室内がきれいでも、
吸気系や電装系、配線内部には汚れが残っている可能性があります。
中古車として購入した場合は、
まず最初に
- エアークリーナー
- エアコンフィルター
- オイル類
- ブレーキフルード
このあたりを確認しておくと安心です。冠水車は見た目がきれいでも、電装部品や吸気系などに浸水の影響が残るケースがあるため、初期点検が重要とされています。
まとめ
今回のバモスは、走行距離22,000kmという低走行車でしたが、エアークリーナーは予想以上に汚れていました。
やはり冠水歴のある車は、年式や走行距離だけでは判断できません。
逆に言えば、一つひとつ点検・整備していけば安心して乗れる車にもなります。
これからも、この冠水車バモスをDIYで整備しながら、不具合や修理内容を実体験として紹介していきます。
同じように中古のバモスや冠水車を購入した方の参考になれば幸いです。

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