今さらですが MAVIC MINI 買ってみた。

MAVIC MINI on case ドローン
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200g以下の航空法規制対象外(実際には全てが規制対象外ではないが)の機体としては最上位機であるDJIの「MAVIC MINI」を2020年夏に購入しました。

製品の発売は2019年11月に発売されて以来、ずーっとおこづかいを貯め我慢して半年。

ようやく手にする事が出来ました。うれしー!!

購入して半年後にDJI MINI 2が発売されましたが………( ̄▽ ̄;)

今更ですがドローン初心者からみたマビックミニの紹介をしたいと思います。

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マビック ミニ フライモアコンボ セット内容

マビックミニ箱

自分は「フライモアコンボ」という画像の様にセットになっている物をネットで購入しました。

内容は上の画像にもある様にプロペラガード、バッテリー3本と充電器、ケースが付いています。

その他にも付属品が多く入っていてお得なセットとなってます。

付属品内容

  • プロペラガード
  • バッテリー×3
  • 充電器×1
マビックミニ付属品
その他付属品

その他の付属品

  • 予備プロペラ 止めネジセット・・・プロペラ 2セット/1袋 × 3
  • ドライバー × 1
  • コントローラースティック 予備 × 2
  • スマートフォン接続ケーブル(ライトニング、タイプB、タイプ C )各1
  • USB充電ケーブル × 2
  • USB電源変換用アダプター × 1

プロペラガードについて

自分の購入したMavic Mini Fly More コンボのプロペラガードだけ?!かもしれませんが後ろ側アームへ左右どちらのプロペラガードも取り付け用ツメのロックが出来ません!
何故?と原因を探ってみるとツメの内側に小さな突起が2か所あり、機体アームへの当たりがきつすぎてツメのロックが出来ない事がわかりました。

それじゃーやる事は1つ!突起を削って干渉を小さくすればいいんだよね。

削りすぎに注意!して少しづつカッターで削り落としました。

ツメの突起を削ったおかげでドローン ドレスアップ用 ラッピング・スキンシールカスタマイズ後もスムーズに装着できる様になりました。

ちなみにこのプロペラガードの良い所はプロペラを外さなくても先ほどのツメをアームにかけてロックするだけで、装着が楽なところです。

バッテリー充電器について

バッテリーは専用充電器に差し込み3つ充電することが可能。
充電時間はバッテリーの消耗によって違いますがバッテリー残量10%以下のバッテリー×3個をフル充電するのに約3時間程度かかりました。カタログスペックでは約150分なのでまあそんなもんかな~と思います。

バッテリー充電器にはバッテリーチェッカー機能がついているので充電器側面のボタンを押すとバッテリー残量を確認する事が出来る。
また充電中もバッテリ―の充電状態をランプで示してくれるのでわかりやすい。

充電器側面にはUSBポートがあり、そこへケーブルを接続して充電します。

コントローラー

上左の画像の様にケースなどにしまう時はコンパクトに折りたたみ収納できます。

コントローラーもスマートフォンとの接続ケーブル端子を外して充電が出来るので嬉しいポイントです。 ドローン本体をバッテリー3個分くらい飛行させてもコントローラー側バッテリーには余裕がありました。

ドローンを飛行させる時は上右画像の様にグリップ部を広げて間にスマートフォンを挟み、アンテナを展開します。
忘れずにスマートフォンとコントローラーをUSBケーブルにて接続。

コントローラーつまみ

コントローラースティックは赤丸の位置に収納されています。
スティックを取り外して、ネジになっている方をコントローラーに取り付けます。

コントローラー録画・写真ボタン

コントローラー上側端面の赤いがあるスイッチボタンが動画の撮影開始、終了。

反対側のカメラマークがあるスイッチボタンは写真撮影、シャッタースイッチボタン。

赤丸のスイッチボタンそばにあるダイヤル(ギザギザの円盤)はカメラの上下角度を調整出来、正面からの撮影の他に、真上から(ドローンからは真下)の映像を撮影する事が出来ます。

楽しそー!

ドローン本体

重量:199g

サイズ:159×202×55 mm (L×W×H)

MAVIC MINI on case

  

 折りたたんだ状態:140×81×57 mm (L×W×H)

WRAPGRADEのスキンシールカスタマイズしてしまった画像しかなかった。

WRAPGRADEスキンシールについては別記します。

折りたたむ事が出来るドローンって他にも多いですが持ち運びが本当に楽になりますね!

また200g以下という軽さはありますが、プロペラアーム部を展開すると「トイドローンとは一味違う大きさ。」がありちょっとした重厚な(重くはないが)感じがあります。

ちなみにMAVIC MINIは16才以上対象でおもちゃではない商品となってます。高価だしね~。

バッテリーの充電は機体後部のマイクロUSB端子に直接ケーブルを差し込み充電することができます。その隣にはマイクロSDカードの差し込み口があります。
※マイクロSDカードはマビックミニに対応している物を使用しましょう。


バッテリーの取り外しは上部右写真の様に後部カバーを上に開けてバッテリ―を取り外すことが出来ます。

マビックミニ性能

機体性能

機体性能はネットなどでご存じとは思いますが一応記入させてもらいます。

  • 運用限界高度 : 海抜3000m
  • 最大飛行時間(日本仕様199g): 18分(無風、定速12km/hの測定)
  • 動作環境温度 : 0℃~40℃
  • 動作周波数  : 2.4GHz(日本仕様)
  • 最大伝送距離 : 2000m
  • 最大風圧抵抗 : 8m/s
  • 最大飛行速度 : 13m/s(Sモード) 8m/s(Pモード) 4m/s(Cモード)
  • 最大上昇速度 : 4m/s(Sモード)  2m/s(Pモード) 1.5m/s(Cモード)
  • 最大下降速度 : 3m/s(Sモード) 1.8m/s(Pモード) 1m/s(Cモード) 
  • 検知システム : 下方0.5m~1m  
  • GNSS   : GPS+GLONASS  
  • RTH(自動帰還モード) : あり
  • クイックショット(自動撮影) : 4種 ドローニー、サークル、ヘリックス、ロケット

ザックリ上記の様な仕様になりますが、運用限界高度は海抜3000mです。
また初期状態では高度が30m、飛行範囲50mのビギナーモード設定されていますので設定を変更して利用しましょう。
実際飛行する際は地表や水面より150m以下で使用する事。と航空法で決まってますんで150m以下に設定して使用しましょう。

自分的にこのMAVIV MINIがすげーぜ!と思う事の一つが最大伝送距離(通信距離)2000mというところ。2キロメートルですよ!このクラスで!!。もちろん電波の干渉が無い好条件下での運用時だとは思いますが、色々できちゃいますよ!※実飛行時は視認出来る範囲で操作しましょう。

風速は8m/sの中でも使用可能とありますが、こちらは十分注意した方が良い気がします。
自分も風速6m/sの中飛行させてましたが、すぐに「強風警告」アラームがディスプレーに表示され「すぐに着陸して下さい。」警告が出たのですぐフライト断念しました。
トイドローンよりは重量があるとはいえ200g以下のため風に煽られればひとたまりもないので、注意しましょうね。

飛行速度などは各モードS:スポーツ P:ポジショニング C:シネスムース の選択で変化するのでそれぞれ使い分けをして空撮に使用したいですね。

RTH(return to home) 自動帰還モードとは予めホームポイントとして設定した場所へGPS信号などを利用してボタンをおせば自動でホームポイントまでドローンが戻ってくる便利な機能でこれがMAVIC MINIにはついてます!
自分の様な初心者にはありがちな飛行させている機体の向きがわからなくなってしまったり、映像が途切れてしまったりした時はこのRTHボタン一つ押せば機体は予め設定した高度まで上昇したのちホームポイントまで帰ってくるのです。ありがたや~。

クイックショット(自動撮影モード)では上記した様に4種類の動画撮影が可能、それぞれの動画については下動画で確認してもらう方がわかりやすいと思います。

ちなみに自動追跡機能(フォローミー)はありませんので個人的には残念です。

クイックショット ロケット
クイックショット サークル
クイックショット ドローニー
クイックショット ヘリックス

これだけの自動撮影機能(クイックショット)がついていると初心者の自分にも面白いくらいにうまく動画撮影が出来て十分楽しめました。

カメラ性能

気になるカメラの性能の方は

  • ジンバル : 3軸メカニカルジンバル
  • センサー : 1/2.3インチCMOS
  • 有効画素数 : 1200万画素
  • レンズ : FOV 83、 35mm判換算 24mm、 絞り f/2.4、 撮影範囲 1m~∞
  • ISOレンジ : 動画 100~3200(オート)、写真 100~1600(オート)100~3200(マニュアル)
  • シャッター速度 : 電子シャッター 4~1/8000秒
  • 静止画 : 4:3 4000×3000、  16:9 4000×2250
  • 静止画モード : シングルショット、 インターバル(2/3/5/7/10/15/20/30/60s)
  • 動画解像度 : 2.7K 2720×1530 25/30p、 FHD 1920×1080 25/30/50/60p

こんな感じですね。カタログスペックを並べてみました。
自分自身も何と比較して良いかわかりませんが、大きな特徴はやはり3軸ジンバルが搭載されている事。200g以下で3軸ジンバル搭載し市販されてる物を自分は他に知りません。(2020.9月現在)

3軸ジンバルがある事で滑らかな空撮映像を撮影することが出来ます。またジンバルを固定しFPV飛行する事も出来ます。映像は2.7kで素人撮りでも綺麗な映像がとれ満足でした。

写真はシャッター速度、ISO感度の変更可能なので、今後色々と試していきたいと思ってます。

琵琶湖にてドローンを飛ばしてみました、下動画がその時の映像です。
ドローンからみた映像になっています。
素人が琵琶湖で飛行させて墜落しないかドキドキしましたが、最新技術のおかげで無事手元にもどってきました。( ̄▽ ̄;)

MAVIC MINI 琵琶湖でとばしてみた

本人的には満足な琵琶湖初飛行でした。自己満ですが💧

使用するスマートフォンについて

個人的に注意しておいた方が良いと思ったことが、DJI FLYアプリが使用出来るスマートフォンかどうか確認しておく事です。
MAVIC MINIの操縦には「DJI FLY」というアプリをダウンロードして使用します。
自分は最初アンドロイドのスマートフォンを使用していましたが、ドローンを購入してから今持っているスマートフォンは使用できない事がわかり、型古ですがiPhone XRに買い替えました。
ドローンと2重で出費が続き正直痛かった。(T_T)

という事でDJI FLYのリンク貼っておきますので今お持ちのスマートフォンチェックして下さい。https://www.dji.com/jp/downloads/djiapp/dji-fly

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カスタマイズ

MAVIC MINIではありがたい事に様々なカスタマイズパーツが購入出来る様になっています。

自分も現在以下の様なパーツを購入してMAVIC MINIのカスタムを楽しんでいます。
自分オリジナルのMAVIC MINIカスタムマシーン!みたいで飛行させるたびにワクワクしますよ。
それぞれのパーツ使用感をブログなどに掲載していきたいなと思っとります。

まとめ

DJI MAVIC MINI スゴすぎる性能です。

通信伝達距離が2km、200g以下で3軸ジンバル装備の2.7K撮影可能なカメラ搭載ドローン。

取り敢えず自分の様な初心者でも初フライトで墜落させる事無く十分空撮を楽しむ事ができました。ドローンや空撮に興味がある方は最初の一台に購入を考えられてもいいんじゃない!初心者ながら思います。が!最初の1台には値段が高価なのが気が引けるのは確かですね💧。

自分の場合はおこづかいをコツコツ貯めてやっと購入しましたが(半年かかった・・。)後悔は今のところしていません!

購入前まずはDJI FLYのアプリが手持ちのスマートフォンで使用できるかどうかは確認しておいた方がよいですね!?( ̄▽ ̄;)

飛行性能、空撮性能はこのクラスではずば抜けて良いんですが、そのせいで墜落は100%しないと過信し、また200g以下だからどこでもビューンと飛ばしてもOKと勘違いして墜落させたり、人が近くにいるのに飛行させて迷惑をかけたりという話を聞きます。
航空法を順守するのは当然ですが、マナーやモラルの配慮も必要だな~と思いました。

現在日本を含む世界的な動きとしてドローンに対して規制の鎖がかけられようとしています。
マナーない、人の安全、迷惑をかえりみない人達が多く見えるんでしょうかね。
その一方でドローンを使用した新しい取り組み、新技術も日々ニュースで見かけます。正しい使用方、安全第一で人に迷惑をかけない楽しいドローンライフを送りたいですね。

日本でも200g以下のドローン規制対象が100g以下となる様です。
安全、安心、迷惑をかけない様に心がけて楽しく空撮していきたいな~。

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