リヤからきしみ音 シャックルブッシュ交換

リヤ・バンパー取り外し後 軽バン バモス
リヤ・バンパー取り外し後

走行中のバモスリヤ側から、ギシギシと軋む様な音が聞こえてきました。

路面の段差を乗り越えた時や、車体が揺れた時などギシギシと聞こえてくる様になりました。

ネットで同様の症状例を調べてみるとリヤ・リーフスプリング取り付け部シャックルのブッシュが怪しい⁉という事で、早速しらべてみました。

※この内容は私個人の作業結果を記しています。参考に作業される人は全て自己責任でお願いします。
あなたの作業、結果に私は一切関知いたしません。

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リヤ・リーフスプリングのシャックル・ブッシュ

調べるといっても異音(きしむ音)の出どころを確認するだけなんですが・・・。

僕の場合きしみ音の出どころが、後ろ側からだったのでリーフ・スプリングのシャックル・ブッシュから疑って異音確認したところ・・・アタリでした。

間違いなくリーフ・スプリングの取り付け部からきしむ音がしていました。

交換前から不具合原因を決めて修理作業するのはダメだと思いますが、おそらくブッシュの劣化でしょう。

リーフスプリング シャックル・ブッシュ交換

交換に必要な物を準備

まずは交換に必要な物を準備します。

交換部品はお世話になっているホンダ ディーラーにて購入しました。
※価格については正確に覚えていなくてすみません💧。

以下が用意した部品です。

・リヤ・シャックル・ブッシュ  8個  1個:400円~くらい

・シャックル 左右2個  1個:1500円くらい

・シャックルプレート 左右2個 1個:500円くらい

・ナット シャックル・プレートの取り付け用。 4個 1個:250~300円

合計金額は8000円前後だったと思います。

ブッシュは片側だけでも4個要ります。
当然全て交換する為、合計8個要ります。

シャックルについては、僕はサビ、腐食、損傷等があった場合を考慮し購入しましたが、結果サビ落として磨けばば再利用可能でした。
購入してしまったので、交換しますがね!

シャックル・ブッシュ交換作業手順

リヤ・バンパーの取り外し

まずはリヤ・バンパーを取り外してしまいます。

作業する為に邪魔な物は取り外しておいた方が、作業効率が良くなります。

以下画像の取り付け箇所のボルト、プラスビス、クリップ等を取り外します。

タイヤハウジングのプラスビスを外します。
左右両側ともあります。

バンパー下側中央部分のクリップを取り外します。

一箇所クリップ固定してあるので、忘れない内に取り外しておきます。

下画像

赤丸〇箇所がボルトで10mmソケット使用。
青丸〇箇所がクリップで止まっています。
青矢印⇨部分は上記した下側クリップ固定箇所です。

以上の固定箇所を外せば、リヤ・バンパーが取り外せます。

シャックルの取り外し

リヤ・バンパーを取り外したのでシャックルが露出して作業しやすくなっています。

作業前にリヤ側をジャッキアップして、ウマをかけておきます。

ジャッキはアクスルビーム(丸くて太いバー)の中央部に軽く支えておきます。

リヤ・バンパー取り外し後
リヤ・バンパー取り外し後

シャックル・プレートを固定しているボルトの取り外し。

アクスルビームにかけてあるジャッキの高さを調整しながら、シャックルを取り外します。

この時、シャックルとブッシュが固着していて取り外しがかなり困難になる場合もある様です。

僕の場合シャックルの取り外しは問題ありませんでしたが・・・ブッシュが残ってしまいました。

ブッシュの取り外し

問題なくブッシュが取り外せれば問題ないのですが、僕の場合はブッシュがボディーとリーフスプリング側へ固着してしまっていたので、取り除くのにかなり苦戦しました。

上側(ボディー側)のブッシュは何とか取り除く事ができましたが、下側(リーフスプリング側)のブッシュが、びくともしない状態でした・・・💧。

上側は何とか片方のブッシュが取り外せたので、反対側は裏からマイナスドライバーなどで小突いて取り除きました。

リーフスプリング側の固着したブッシュは以下の方法を繰り返しながら、時間をかけて何とかとりはずせました。
(いや~本当に~疲れた~💦)

  1. 固着部分にCRCを吹き付ける。(ブッシュと取り付け部の隙間に吹き付ける)
  2. マイナスドライバーやタガネなどでこじりながらブッシュと取り付け部分の隙間を作っていく。
  3. プライヤーなどでブッシュをこじりながら、取り付け部から引き出していく。

マイナスドライバー、タガネ、プライヤーを使用してこじる時はてこの原理をイメージした動かし方をする。

取り付け部分の清掃

ブッシュを取り外したボディー側とリーフスプリング側のシャックル・ブッシュ取り付け部分を掃除しておきます。

サビ、汚れなどをパーツクリーナーを吹き付けてから、スコッチブライト、サンドペーパー等を利用して磨きおとしておきます。

シャックル側も再利用する場合は磨いておきます。
(僕は新品を購入してしまった。)

または電動工具などを利用して、取り付け部内側を磨いておきます。

シャックル・ブッシュの取り付け

新品のブッシュを取り付けていきます。

ブッシュは上側と下側で長さが違うので、間違わない様に注意します。

ブッシュにシリコーングリスを塗布しておきます。

シャックルを車体に取り付けます。ブッシュの抵抗がありシャックルが奥まで取り付かない時は、反対側にプレートをかまして、ボルトを締め付けていきます。(ブッシュが押されて取り付くまで締めこむ)

シャックルが取りついたら、反対側からもブッシュを挿入取り付けします。
同じやり方でプレートを取り付けて締め込めれば良いですが、ボルトがネジ部まで届かない時は、ブッシュを打ち込みます。

打ち込む時はキズを付けないように、古いブッシュを当て木替わりに使用しました。
これで思い切りよくハンマーで打ち込めます。

ナットの締め付けトルクは 44N・mです。

確認作業

すべての取り付け取り付け作業が終了したら、(もちろんバンパーも)テスト走行をしてみます。

まずは家の近所をゆっくり回ってみます。

問題なければ、一般道で走行してみます。

どちらも問題なく、きしみ音もなくなりました。

最後に取り付け部の確認をして交換作業終了です。

まとめ

実は旅行に行く前に発覚した問題であったため、直しておきたいと思っていました。

やる事はブッシュを交換するだけの簡単な内容なんですが・・・。

車の部品取り外し交換ではいつも悩まされます。

緩まん、外れん、固着事例。

毎度、毎度くじけそうになりながらも、もうやり切るしかない!と自分に言い聞かせ頑張っています。

一度行った作業なら、経験済みなので知恵と工夫で何とかなるかも知れませんが、最初は戸惑い時間がかかってしまいます。

部品を無事取り外し、交換出来た時たかがブッシュ交換ですが、充実感と満足感が得られます。

あくまで自己責任ですから、無理は禁物ですがよく調べて挑戦してみても良いかも。

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