エキマニとマフラーの取り付け部分がサビて腐っていたので、両方とも交換する事にしました。
何とか錆びたボルト、ナットを取り外す事は出来ました。💦
今回はパーツを購入して、組み付けて行こうと思います。
※作業については自己責任でお願いします。
※交換作業時はジャッキスタンド(ウマ)を使用して行うようにしましょう。
必要な部品を購入する
今回交換に必要な部品を、以下にリストにしてみました。
O2センサーは結局最後まで取り外せなかった。(T_T)
マフラー&エキマニ交換部品リスト
- エキゾーストマニホールド触媒
- マフラー
- マフラー ガスケット
- ボールジョイント式 接続部品(マフラーと触媒の接続ボルト)
- エキゾーストマニホールド ガスケット
- スタッドボルト×2 ←(サビてナットと一緒に取り外された。)
- エキマニ取り付け用フランジナット×6 ←(6本全て交換)
- エキマニ用アッパーカバー(上側遮熱板)
- フランジボルト(遮熱板用)
- O2センサー
以上のパーツを調達していきます。
某オークションにて、新品または中古品が低価格で出品されていないか調べてみました。
ディーラーにて入手したもの
上記リストでオークションやネットで入手するのが困難?(面倒)かな~と思った部品は、ディーラーにて調達をしました。
下記リストがディーラーで購入した部品です。
- エキゾーストマニホールド ガスケット 957円
- エキマニアッパーカバー(上側遮熱板) 2,926円
- 6×12ボルト×2本(遮熱板取り付け用) 76円
- スタッドボルト×3本 477円
- フランジナット×6個 792円
合計 5228円
エキマニアッパーカバー(上側遮熱板)と取り付けボルトはサビ腐っていてボロボロだったので、新品を購入します。
スタッドボルトはエキマニ取り外し時に2本がサビてフランジナットと一緒に外れてきたので交換しました。1本は予備で購入しています。
エキマニ取り付け用フランジナットは6本とも全て新品に交換しておきます。
マフラーについて
マフラーは、某オークションで格安で新品が出品されていたので購入しました。
純正相当品(社外品)でHST社製(国産)という事です。
1万円程度で入手可能でした。感激の安さ!!(*’▽’)
マフラーってこんな感じで送られてくるんだ~。
付属品で接続部分のガスケットが付いてきます。
また同メーカー製、ボールジョイント式 接続部品(マフラーと触媒の接続ボルト) も出品されていたので共に購入しました。こちらは1300円程です。
エキゾーストマニホールド触媒について
バモスのエキマニは触媒と一体化しています。
今回の交換パーツで最も高額だったのがこのエキゾーストマニホールドです。
オークションにて出品されていた、「リビルド品」で本体価格4万円ほどでした。
ただしこちらはリビルド品なので新品では無く中古品を修理して使用可能な状態にしたものです。
部品が到着してから1週間後には交換して取り外した触媒を再度返却するシステムになっていました。
返却は配送されてきたダンボールへ梱包し、返送します。返送料はかからない様になっていました。
注文する前に、エキマニを取り外せるか見ておいた方が良いかもしれません。
錆びたボルト、ナットを取り外すのに時間がかかります。
ちなみにエキマニ用ガスケットが同梱されていました!
付属で付いてくるの知らんかった~💧。
ディーラーで購入しちゃったよ~(;´Д`)
エキゾーストマニホールドの取り付け
エキゾーストマニホールドから取り付けて行こうと思います。
エキマニやマフラーなど高温になる部分をボルト、ナットで取り付ける時は「焼き付き」や、「かじり」防止のためネジ山にグリースを塗布しておくと良いらしいです。
後々の整備性、熱影響を考えるとグリス塗布しておいた方良さそうです。
焼き付き防止グリスについてはこちらの記事で紹介されていました。
1.エンジン側エキマニ取り付け面の掃除
ウェスなどで汚れを拭き取っていき、最後に面出しする為にオイルストーンで軽く磨いておきました。
また取り付け部のスタットボルトなどがサビがひどい場合は交換しておくと良いと思います。
交換する場合は下画像の様にダブルナットにして両方のナットをかっちり固定させてから、レンチがけしてスタッドボルトを交換する事が出来ます。
2.エキゾーストマニホールド ガスケットの取り付け
エキマニ用ガスケットを取り付けます。
向きは決まった方向にしか取り付かないと思います。ボルト位置(ピッチ)が上下で違います。
エキマニガスケットは2重構造になっていました。
3.エキゾーストマニホールド&触媒の取り付け
ガスケットが外れ落ちない様にしながら、エキゾーストマニホールドを取り付けます。
エンジン側と同様エキマニ側の取り付け面も汚れやキズ、異物が無いか確認し、必要ならばオイルストーンで面出しを行います。
取り付ける時はナットネジ山に、焼き付き防止グリスを塗布し均等に締めていきます。
エキマニの触媒マフラー取り付けフランジ部分にエンジン側から取り付け用のステーが伸びています。
そのステーにフランジ部分を取り付けるのですが、穴位置が合わない!
そんな時は一度ステーをエンジン側から取り外して、両方の穴位置を確認しながらとりつけましょう。
4.遮熱板(エキマニアッパー、ロアカバー)取り付け
エキマニを無事取り付けれたら、上下遮熱板を取り付けていきます。
遮熱板は下側から取り付けた方が良いです。(車体下側へ潜り込んで取り付けます。)
自分が上側から取り付けた時、下側遮熱板が干渉して上手く取り付きませんでした。
※エキマニ部分に遮熱板が無いと車検が受からないので、きちっと取り付ける様にしましょう。
車体にも熱による悪影響が懸念されます。
5.O2センサーの取り付け
忘れずにO2センサーを取り付けます。
今回は取り外しを諦めました。
ネットにて購入しております。5960円で購入。
こちらのネジ山部分にも焼き付き防止用のグリスを塗布しておきます。
マフラーの取り付け
1.マフラーガスケット取り付け
マフラーを取り付ける前にエキマニ触媒側に、ガスケットを取り付けておきます。
向きに注意して下さい。
2.マフラーを吊りゴムに取り付ける
マフラーはゴム部品で吊られて取り付けられています。
取り外す時もそうですが、取り付ける時も多少力が要ります。
ゴム穴部分と、マフラーのフック部分にシリコーングリスなどを塗布しておくと、取り付けやすくなります。
※CRCなど浸透潤滑剤はゴム製品を劣化させる恐れがあるので使用しない方がよいです。
3.エキマニ触媒とマフラーを接続する
マフラーとエキマニ触媒とを接続し、ボールジョイント式接続部品のボルトを取り付け締めこんでいきます。
均等にボルトを締めこんで取り付けます。
マフラーとエキマニの取り付けは完成!。お疲れ様です。
忘れてはいけないのが、オイルフィルターの取り付け!
エキマニの取り外し時に邪魔になって取り外していたので、忘れず新しい物に交換しておきます。
オイルも忘れず注入します。
完成!
オイルも注入して無事エンジン始動!
排気漏れもなくO2センサーの異常もありませんでした。
良かった~。
チラッと見える新品に交換したエキマニに思わずニンマリ!自己満足。
誰も気づかねー?!こんなとこ・・・💧。
エキマニ、マフラー部品費用
エキゾーストマニホールドと、マフラーの交換するのに購入したパーツ費用を計算してみます。
下のリストにしてみました。
ディーラー購入部品
- エキゾーストマニホールド ガスケット 957円 ←エキマニに付属していたので必要なかった。
- エキマニアッパーカバー(上側遮熱板) 2,926円
- 6×12ボルト×2本(遮熱板取り付け用) 76円
- スタッドボルト×3本 477円
- フランジナット×6個 792円
ディーラー購入部品 合計 5228円
ネット購入部品
- マフラー(HST社製 純正相当品)
- ボールジョイント接続部品(マフラーエキマニ接続部品)
- エキゾーストマニホールド触媒(リビルド 交換後の触媒要返却)
- O2センサー ←取り外せれば再利用で必要なし。
ネット購入部品 合計 59715円
ディラー購入部品 5228円 + ネット購入部品 59715円= 64943円
総合計 64943円になりました。
いや~奮発しましたよ今回は、エキゾーストからマフラーまで一式交換でしたからね。
でも自分でやったので工賃はただ。時間はかかりますが・・・。
結果7万円以内で出費が済んだので良かったかな。
まとめ
今回は購入したパーツの取り付け作業で素人でも、ナット、ボルトの締め忘れが無ければ問題なく出来る比較的簡単な作業でした。
ただ車の下に潜る作業もあるので、安全面には注意して作業しましょう。
エキマニはリビルド(中古修理品)ですが、遮熱板は新品?で綺麗です。また機能上も現在のところ問題なく排気漏れやO2センサーのエラーもありません。
マフラーはネットオークションで販売価格1万円程でしたが、こちらも現在のところ排気漏れなどはありません。
簡単に安価なパーツが入手出来るのは助かります。
作業はたかがマフラー、エキマニ交換ですが熱せられサビで腐食したボルト、ナットを取り外すのは大変で地味な作業です。
整備の方々は日々こんな作業を時間内に行っているのがスゴイですよね。流石プロ。
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