車検の時にドラムブレーキのブレーキシュー交換と清掃、整備をしてみたので紹介します。
素人が行う整備なので、参考程度に見て下さい。
※この内容は私個人の作業結果を記しています。参考に作業される人は全て自己責任でお願いします。
あなたの作業、結果に私は一切関知いたしません。
ドラムブレーキの分解に必要な物
ドラムブレーキ分解、組立用工具の準備
バモスの場合はドラムブレーキの分解には、以下の工具があると便利です。
・インパクトレンチ
ハブナットの取り外し時にあると便利です。ちょっと高くて手が出しづらいですが・・・💧。
僕の一押しはホームセンター「コメリ」が販売している、UBERMANN(ウーバマン) 18Vインパクトレンチ 5.0Ah電池パック・充電器セットです。
・32mmインパクト用ソケット
リヤのハブナットを外さないとドラムが外せません。
・スライディングハンマー
ドラムが固着している為、取り外す時にあると便利ツールです。
・プライヤー、ラジオペンチ
ブレーキシューのクランプ、Uクリップの取り外し等に使用。
・トルクレンチ
適正トルク(196Nm)でリヤハブナットを締め付ける時に使用します。
必要な部品とグリースの準備
分解したドラムブレーキを組み立てる時に、グリスアップや再使用を控えた方が良い部品があります。
ブレーキシュー交換時に用意する部品
・ブレーキシュー×4個
リヤ左右ドラムブレーキ分
僕は近くのホンダディーラーで購入しましたが、純正以外でも入手可能かと思います。
・ワッシャー、ウエーブ
パーキングレバーとUクリップの間に挟み込んであります。
この部品もホンダディーラーで注文しています。
品名 品番:ワッシャー、ウェーブ 43379SA5003
・Uクリップ
パーキングレバーとブレーキシューを固定しています。
こちらもホンダディーラーで注文しました。
品名 品番:Uクリップ 43375SA0003
ドラムブレーキ分解、組立時に用意するグリース類
・ラバーグリス
ブレーキシューとバックプレートの接触面に塗布。
・シリコーングリス
ブレーキシューとブレーキピストン、シューの支点となる接触部分へ塗布。
僕は安価な物を購入していますが、ワコーズの以下商品とかドラムブレーキのどの部分でも使用出来そうです。
用意しておくと便利な清掃用ケミカルとしてブレーキクリーナーがあると良いです。
・ブレーキクリーナー
ブレーキパーツ洗浄、清掃用クリーナーです。
ドラムブレーキの分解手順
それではドラムブレーキの分解作業にとりかかります。
経験、知識のある方のサポートをうけながら、作業は素人の私が進めています。
ドラムブレーキ分解は左右どちらか一箇所づつ行う様にします。特に慣れていない人の場合は、分解時に組付け方が分からなくなった場合、どちらかを参考に出来るからです。
※参考に作業される人は全て自己責任でお願いします。無理はしない様に!
ドラムの取り外し
リヤ側のジャッキアップとタイヤの取り外し
車体のリヤ側をジャッキアップし、ウマをかけておきます。
リヤタイヤを左右両側とも取り外しておきます。
ドラム取り外し手順
ドラムを取り外す為、バモスの場合はハブナットを取り外しから行います。
1.ハブナットキャップを取り外します。
マイナスドライバーなどでこじってキャップを取り外します。
キャップを取り外したら緩み脱落防止のベータピンを取り外します。
2.ハブナットを取り外す。
ハブナットを緩める前に、締め付け時の目安になる様に一応マーキングをしておきます。
ハブナットを緩めて取り外しますが、196Nm(約20kgf)で締め付けてあります💦。
32mmのソケットを使用します。
以前僕がもっていた安物のインパクトでは全く緩みませんでした。(安物買いの銭失い😢)
(この作業以降に「ウーバマンのインパクトレンチ」を購入しています。)
パイプ延長工具を使用して緩めました。
サイドブレーキをかけて、カミさんにブレーキペダルを踏んでもらっています。
ワッシャー等があるので忘れない様に取り外しておきます。
3.サイドブレーキを解除する。
ドラムを取り外す前に必ずサイドブレーキ、ブレーキを解除を確認します。
そもそもサイドブレーキが効いているとドラムは取り外せません。
4.ドラムを取り外す。
ハブナットが取り外せればドラムを引き抜けば取り外せるはずです。
しかし大抵の場合は固着していて取り外せません。 そこでスライディングハンマー等を使用します。
スライディングハンマーをホイールナットを利用してドラムへ取り付けます。
ドラムを引っぱって取り外すイメージで、スライディングハンマーの打撃を利用します。
ドラムを取り外せました。
※取り外したドラムのブレーキライニングが接触する内径部分に、キズ等の異常が無いか確認しておきます。
ブレーキシューの取り外し
ドラムを取り外せたら、ブレーキシューを取り外していきます。
ブレーキシュー取り外し手順
1.シューホールドスプリングの取り外し
ブレーキシューをバックプレートに固定指定しているスプリングを取り外します。
プライヤ―または、ラジオペンチを使用してシューホールドピンを掴み、90度回転させてシューホールドスプリングを取り外します。 シューホールドスプリングを手で押さえながらピンを回転させるとやりやすいです。
シューホールドスプリングを取り外したら、ピンの方も無くさない様に取り外しておきます。
シューホールドスプリング
2.ホイールシリンダーのピストンからブレーキシューを外す
ホイールシリンダーピストンの溝部分にはまっているブレーキシューを外します。
この時どちらか片方づつ取り外すと作業しやすいです。
※ホイールシリンダーのピストンを押し過ぎると反対側のピストンが外れて、ブレーキオイルが漏れる可能性があるので注意。
※ブレーキオイルが漏れた場合はエア抜き作業を実施の事。
3.ブレーキシューをアンカー部分から取り外す
ブレーキシュー下側がバックプレートのアンカー部分溝に取り付けてられているので、取り外します。
ブレーキシューをバックプレートのアンカー部分から取り外せたら、下側のリターンスプリングも取り外せます。(失くさないように)
4.ブレーキシューユニットをバックプレートから取り外す。
ブレーキシューの上側と下側部分を取り付け溝から取り外したら、両側のブレーキシューを持ってバックプレートから取り外せます。
(ブレーキシュー下側のスプリングを外せたら、楽にバックプレートから取り外せます。)
サイドブレーキワイヤーをまだ取り外していないので、ブレーキシューユニットを取り外して裏返し、ワイヤーを取り外します。
サイドブレーキのワイヤーはレバーに引っかけてあるだけなので、工具無しで取り外せます。
ブレーキシュー・ユニットの分解
取り外したブレーキシューユニットを分解して、シューの交換を行います。
ブレーキシュー・ユニットの分解手順
1.ブレーキシュー下側のリターンスプリングを取り外す。
ブレーキシューユニットがバックプレートから取り外せていれば、簡単に下側のスプリングは取り外せるはず。
すでに外れている場合は次の工程へ。
2.アジャスター・スプリングを取り外す。
僕は順番を間違えてますが、この時点でアジャスターレバーに引っかけてあるスプリングを取り外しておいた方が良いと思います。
3.ブレーキシューからコネクティングロッドを取り外す。 (リターンスプリングの取り外し。)
両側のブレーキシューの間で支えている棒状で、アジャスターのついたパーツを取り外します。
または上側のリターンスプリングを取り外します。
両側のシューを外側へ開いていき、コネクティングロッドの2分割構造になっているところから分割してばらしました。(このバラシ方が正解とは思いませんが・・・💧。)
リターンスプリングの取り外しが困難であった為、この外し方をしました。
4.パーキングブレーキレバーをシューから取り外す。
ここまでこれば、ブレーキシューに引っ付いている部品はパーキングブレーキレバーのみ。
パーキングブレーキレバーはUクリップでカシメて固定してあるので、プライヤーなどを利用して、Uクリップの開口部より取り外します。
また一緒にワッシャーもとりつけてあるので、忘れずに。
詳細
パーキングブレーキレバーを固定しているピンにプライヤー等片方のくわえ口(青色マーキング部)を当て、もう片側(赤色マーキング部)をUクリップの切れ込み側に押し当て、矢印方向へUクリップをとりはずします。
ドラムブレーキの清掃と点検
ドラムブレーキのバラした部品、ドラム、バックプレートを掃除して異常等が無いか確認しておきます。
ブレーキシュー周りの部品清掃
ブレーキシューに取り付けてあった部品一式をブレーキクリーナー等で洗浄、清掃しておきます。
各部にブレーキダストや、古いグリースが残っているので掃除しておきます。
コネクティングロッドのネジ部分も外して清掃しておきます。
(※Uクリップとワッシャーは新品と交換します。)
ドラム内径の清掃、点検
ドラム内側のブレーキライニング接触面にキズ、異常が無いかを確認しておきます。
また内径を測定し、摩耗限界径になって無いか計測しておきます。
使用限界径はドラムの表面に印字されてありました。(MAX・DIA・201mm)
201mm
バックプレートの清掃
ドラムブレーキのバックプレートも掃除しておきます。
古いグリース、ブレーキダストで汚れているので、ブレーキクリーナー等吹き付けてウエスを使用して拭き取っておきます。
ホイール・シリンダーの点検、清掃
ホイールシリンダーの清掃と、点検を行います。
ホイールシリンダー本体も汚れているにでブレーキークリーナーで掃除します。
ブレーキ―シューの接触していた、ホイールシリンダーのピストン溝部分にも古いグリースが残っているので、掃除して拭き取っておきます。
掃除後にピストンとホイールシリンダーに取り付けてあるゴム製カップをめくってみて、ブレーキフルードが漏れていないかを点検しておきます。
※ブレーキフルードが漏れていた場合は、修理等が必要です。
※整備工場、修理店等へ相談しましょう。
ドラムブレーキの組立手順
ドラムブレーキの各部清掃が終わったら、新品のブレーキシューを組付けて元通りにしていきます。
※グリースはブレーキライニング(ドラムと接触する)部分には付着しないように注意。
パーキングレバーとブレーキシューの組付け
新品のブレーキシューにパーキングブレーキレバーを組み付けます。
パーキングブレーキレバーとブレーキシューをつないでいるピンにラバーグリースを薄く塗布します。
ワッシャー、Uクリップを新品と交換します。
ブレーキシューとレバーの向きに注意して取り付けます。
Uクリップはプライヤーなどを利用して取り付け、組付け後カシメておきます。
ブレーキシュー・ユニットを組み立てる
ブレーキシューに取り付けてあった各部品を組み付けていきます。
アジャスターレバーとブレーキシューの取り付け部分、コネクティングロッドの接続部や、ネジ部にラバーグリスを塗布しておきます。
またブレーキシューとコネクティングロッド端の溝部分等、接触部にもグリスを塗布しておきます。
ブレーキシュー・ユニットを分解した時と逆の手順で組み立てます。
ブレーキシュー上側のリターンスプリングを取り付けた状態から、両側のシューを手で掴んでコネクティングロッドの分割部分を合わせるようにしながら、組立ました。
※コネクティングロッドの調整ネジ部は締めこんでおいた方が合わせやすい。
※左上画像にではアジャスターレバーが組み付いていないが、先に組み付けてから作業しています。
※アジャスターレバーに引っかけてあるスプリングは、コネクティングロッド接続後に取り付けます。
バックプレートにブレーキシュー・ユニットを組み付ける
ドラムブレーキのバックプレートにブレーキシュー・ユニットを取り付けていきます。
1.ブレーキシュー接触部にグリースを塗布する。
左下画像のブレーキシューとバックプレートの接触部分にラバーグリースを薄く塗布しておきます。
(青〇部分)
右下画像のホイールシリンダーピストン溝、アンカー溝のシューが接触する箇所へ、シリコーングリスを塗布します。
(赤⇨部分)
※ブレーキのライニング部分、及びドラムのライニング接触部分にはグリースが付かない様に注意。
2.サイドブレーキワイヤーを取り付ける
組み立てたブレーキシュー・ユニット裏側にサイドブレーキ・ワイヤーを取り付ける。
3.ホイールシリンダーにブレーキシューを取り付ける
ブレーキシューの上側をホイールシリンダー・ピストンの溝部分へ取り付けます。
片側づつ取り付けていきますが、片方からピストンを強く押しすぎると、反対側のピストンが抜けてしまう可能性があるので、注意。
4.ブレーキシュー下側のリターンスプリングを組み付ける
ブレーキシュー下側をバックプレートアンカー部分へ取り付ける前にリターンスプリングを、シュー下側へ組付けておいた方が、作業しやすかったです。
取り付けは手で出来ます。
5.シュー下側をバックプレートアンカー部分へ取り付ける
ブレーキシュー下側を、バックプレート・アンカー溝部分へはめ込みます。
片側づつはめ込みますが、この時スプリングは下画像の赤〇部分(スプリング押さえ?)の上側を通していて構いません。
両側のシューがアンカーの溝部分へはめ込めたら、スプリングを手で下側へ押さえながら赤〇部裏側へ落とし込みます。
6.シュー・ホールドスプリングを取り付ける
バックプレートにブレーキシューユニットが取り外す前と変わりない状態で取り付けてあるか確認します。
ホールドスプリングを外した時と同じ様に、取り付けます。
シューをとりつけてから、今一度以下の事を確認します。
- ホイールシリンダー、ピストン、カップシール取り付けに異常が無いか。
- ブレーキシューのホイールシリンダー、アンカー部分接触部(溝部)への取り付けは良いか。
- リターンスプリング、アジャスターレバーのスプリング取り付け。
- アジャストレバーとアジャスターシャフトの取り付け。(作動状況)
- サイドブレーキワイヤーの取り付け。
ドラムの取り付けとブレーキ調整
ドラムを取り付ける(仮組)
ブレーキシュー、ホイールシリンダー等が問題なく組付けれてあれば、ドラムをとりつけます。
取り付け前にドラム内径に異常が無いか、今一度確認しておきます。
ブレーキアジャスターのネジが伸ばしてあると、ブレーキライニングが干渉してドラムが取りつかない事があります。 アジャスターを締めこむ(縮めて)おきます。
まずは、ドラムをかぶせるだけにします。
ブレーキ・アジャスターの調整
※このやり方は私個人的な方法で行っております。参考にされる方は自己責任でお願いします。
※参考にされた作業の内容、結果に私は一切の関知しません。
このやり方は私個人的な方法で行っておりますので、知識ある方の意見を参考にされることをおすすめします。
ドラムブレーキが干渉せず取りつけれてドラムが回転し、尚且つブレーキの遊びが丁度よい位置へアジャスターを調整します。・・・が、そんな加減が素人では判りかねます。
なので、僕はドラムが取りつけれて回転できるある程度の位置までアジャスタ―を調整しています。
アジャスターの調整は、バックプレート裏側から出来ますが、僕はドラムを取り外しながら行っています。
1.アジャスターを使用する
アジャスターはドラムを外して、マイナスドライバーなどでギザギザ部分を回して行います。
少しづつ調整ネジを回しながら調整を行います。(感覚が分からない為(;´Д`))
ドラムを取り付け回転させて、僅かにライニングがドラムと擦れるか、擦れないか程度まで調整出来るとベスト!
何度か、ドラムを付けて、取り外してをやりながら調整します。
ある程度まで合わせたら、最後は自動調整機能を使用しました。
2.ブレーキの自動調整機能を使用する
ある程度までドラムとブレーキシュー(ライニング)の当たりを調整したら、ブレーキの自動調整機能を使用します。
ドラムを取り付けて、ブレーキを踏みます。
何度か(10回以上)ブレーキを踏み込んでから、再びドラムを手で回してみて干渉を確認します。
またドラムを取り外してみて、アジャスターの調整ネジの作動を確認します。
ネジ部の広がり、アジャスタ―が回転している事を確認しておきます。
また誰かにブレーキを踏んでもらい、その時にドラムブレーキに耳を近づけ、「カチカチッ」とアジャスターが作動している事を確認します。
何度かブレーキを踏んでもらって、作動音がしなくなれば調整完了です。
個人的には最初にある程度ブレーキアジャスターでドラムとのクリアランスを調整しておくと調整が早いと思っていますが、最初から自動調整機能を使用するといったやり方もある様です。
ドラムの取り付け(本締め)
1.ドラムを取り付け、テーパーワッシャー、ワッシャーを忘れないように組付けます
ハブナットキャップ、ベータピンはまだ取り付けない。
2.ハブナットを取り付けます
ハブナットをある程度めで締めこんでおきます。(仮締め)
ハブナットはドラムが回転する為、本締め出来ません。
3.タイヤホイールを取り付ける
タイヤホイールを取り付けてジャッキを下げ、タイヤに車重をかけておきます。
まだジャッキを完全に取り払わない様にしておきます。(軽く支えておきます。)
4.ハブナットを196Nmで本締めする
タイヤを地面に接地させ、車重がかかった状態でトルクレンチを使用して適正なトルクでハブナットを締め付けます。 196Nm(約20Kgf)
196Nm
5.ベータピンを取り付け、ハブナットキャップを取り付ける
ハブナットが、取り外した時にマーキングしておいた箇所まで締めこんであるか、ベータピンが取り付けれるかを確認します。
異常が無ければ、ベータピンを取り付けてハブナットキャップをしておきます。
※ハブナットキャップ取り付け時にあまり激しく叩き込むと、へこむので注意。
※インパクトドライバーなどあれば、タイヤホイールを取り付けづにハブナットを規定トルクで締めこめるかもしれませんが、確実に締まっていることの確認はしましょう。
ドラムブレーキの作動確認
リヤ側を再度ジャッキアップし、リヤタイヤを浮かせます。
手でタイヤを回してみて、スムーズに異音無く回転する事を確認します。
ブレーキぺダルを踏んだ時、確実にタイヤが止まる事も確認します。
実走行時も最初は駐車場などでゆっくり走行し、ブレーキかけた時に問題なく止まれるか確認します。
走行後はブレーキ廻りの外観を見てブレーキフルード漏れが無いか確認しておきます。
またブレーキフルード量が減っていないかをリザーバタンクで確認しておきます。
サイドブレーキの利き具合確認
ブレーキの利き具合を確認する時と同時に、サイドブレーキの利き具合も確認しておきます。
バモスの場合サイドブレーキを8~12ノッチ(カチカチ音)で引いた時に確実にタイヤが止まらないとダメです。
エンジンがアイドリング(回転数700~900rpm)状態の時にアクセルをあおらず、AT車ならセレクトレバーをD(ドライブ)へ入れてサイドブレーキを8~12ノッチ引きます。
ブレーキペダルからからそっと足をのかせた時に、車が進まず止まるかを確認しておきます。
またブレーキシューを交換しているので、サイドブレーキワイヤー調整、確認が必要です。
まとめ
車検点検、整備のついでにと思い挑戦してみました。
今回ドラムブレーキという普段内部まで目にする事がないブレーキ装置の整備をしましたが、意外に工具を使用しないなと感じました。(スライディングハンマーの出費が痛い💧)
車種によっては手でドラムが外せる様なので、ドラムを開けて目視点検だけでもしてみてはどうでしょうか?
素人が簡単に手を出してはダメな整備箇所ではあるが、正しい整備方法を知って、組付け後の確認をちゃんと行えば何とか出来ると思いました。
しかしブレーキ装置の分解整備ミスは自分だけの被害で済まなくなる事を、十分に理解して実作業に当たりましょう。
確認作業を怠らないように!
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