最近のキャンプブームでアウトドア製品がホームセンターやショッピングモールなどでもよく見かける様になりました。
また100円ショップでも多くのキャンプ、アウトドア用品が並んでいるのを見かけます。
僕も個人的に注目していたアウトドアアイテム「メスティン」を購入してみる事にしました。
メスティンとは
メスティンとはアルミ製の箱型をした調理器具の事で、主に飯ごうとして使用します。
ですが最近では炊飯だけではなく、様々なキャンプ飯の調理に利用されています。
これ一つもっていれば、アイデアしだいで色んなキャンプ飯が楽しめそうなのです!
メスティンといえばトランギヤ社製が有名です。
しかし他メーカーからも多数販売されています。
僕としては安くて良い物であればメーカーにはこだわりが無い為、色々検索してみました。
サイズ、メーカーの違い
メスティンが欲しいと言ってもサイズや各メーカーで加工の違いがあるようです。
以下に主な使用の違いをまとめてみました。
- サイズが違う 炊飯1合~3.5合まで各メーカーで様々あり。
- バリ取りの有無 口元(エッジ)が切りっぱなしになっているものもある。
- 目盛り有無 炊飯用などに目盛りが刻んで有るものもある。
- 表面処理の有無 アルマイト処理等によるアルミ製品の耐食性、耐摩耗性の向上。
これらを考慮し、ネット上でも評判が良いダイソー(100円ショップ)のメスティンを購入してみる事にしました。
100円ショップのメスティン購入
100円ショップダイソーのメスティンについて少し紹介します。
今回購入したのは、1合用と3合炊き出来るもの2個を購入しました。
ついでに固形燃料とミニストーブ2個、ポケットストーブ1個も購入しております。
1合用メスティンの仕様
- 寸法:77mm×145mm×高さ50mm
- 容量:500ml
- 本体材質:アルミニウム
- ハンドル材質:ステンレス
- ハンドルカバー:シリコーンゴム
- 目盛り:無し
- 表面加工:アルマイト
- 価格:500円
3合炊きメスティンの仕様
- 寸法:133mm×208mm×高さ81mm
- 容量:約1550ml
- 本体材質:アルミニウム
- ハンドル材質:ステンレス
- ハンドルカバー:シリコーンゴム
- 目盛り:有り
- 表面処理:アルマイト
- 価格:1,000円
1合用、3合炊き共に表面にアルマイト処理がされているので腐食やキズ、焦げ付きなどに強くなっていると思われます。
流石100均!この価格でこれほどの物を販売できるとは⁉ 製造コストどうなってんの?
僕はキャンプに家族と行くので、3合用炊きできるメスティンも購入してみました。
シーズニングしてみよう
メスティンを使用する前の下準備として、シーズニングを行うと良いらしいです。
シーズニングとは?
シーズニング(seasoning)には2つの意味があるようで1つは調味料や薬味という意味があり、粉末混合調味料の事を指す言葉と、2つ目はフライパンやスキレットなどに油をならして焦げ付きや錆を防止する処理の事を指します。
メスティンの場合はフライパンやスキレットのシーズニングと同じ意味合いになります。
アルミ製品なのでシーズニングの必要性は絶対ではありませんし、表面にアルマイト加工がされているなら焦げ付きもある程度抑制されています。
しかし、やった方が尚良し!ならシーズニングしておく方がよいでしょう。
アルマイト処理や、バリ取りがされていない製品にはシーズニングをおすすめします。
必ずではないですが。
シーズニングのやり方
シーズニングの前にメスティン本体、蓋の淵のバリ取りがされていない場合はサンドペーパー(紙ヤスリ)などでバリ取りしておきましょう。手をケガしない程度で良いです。
用意するもの
- 食器用中性洗剤
- 米の研ぎ汁
- ガスコンロ
- ※(メスティンが入る鍋等)
4.のメスティンが入る鍋等は、3合炊き出来るメスティンがとっぷり浸る鍋がなかったので、メスティン内部のみシーズニングをしました。
シーズニング手順
1.メスティンを食器用中性洗剤でしっかり洗います。※スポンジなどを使用します。
2.メスティンへ米の研ぎ汁を8割程度入れてから火(ガスコンロ)にかけて沸騰させます。
3.沸騰させた状態を20分程度維維します。この時ふきこぼれに注意しましょう。
4.約20分経過したら火を止め、米の研ぎ汁を捨てたらメスティンの熱が冷めるまで放置します。
※急に水などで冷却しない様に自然に冷めるのを待ちます。
5.メスティンの熱が冷めたら、優しく水洗いします。
※コーティングが剥がれないように洗剤やスポンジは使用しない。
6.水分を拭き取ってしっかり乾燥させます。
以上、ダイソー3合炊きメスティン梱包箱記載の説明通りにシーズニングを行いました。
楽ちん自動炊飯
シーズニングも終了し準備も整ったのでいよいよ炊飯を行ってみたいと思います。
今回、3合炊きメスティンによる炊飯に挑戦してみます。
用意するもの
- 3合炊き用メスティン(ダイソー)
- ミニストーブ(ダイソー)
- 固形燃料(ダイソー)
- タオルなど(蒸らし用)
その他、僕は使用テーブルが耐熱用ではないのでステンレス製のトレー(バット)を使いました。
また炊飯後の蒸らしに弁当袋を100均(ダイソー)で購入しました。
楽ちん炊飯のやり方
メスティンの醍醐味であるアウトドアで美味しいご飯を作る!に挑戦してみました。
いきなりキャンプで失敗したくもないので、家で試してみました。
と言ってもメスティンでの炊飯は初心者でも簡単に出来るそうです。
これで失敗したら・・・いややわ~💧。
なので失敗しないように、説明書き通りに作業を進めてみました。
炊飯手順
①メスティンに研いだお米をいれて、30~60分蓋をしてお米に水を吸わせます。
この時間が大切らしいです。夏場は30分程度、冬は60分らしい。
ダイソー3合メスティンは目盛りがあるので水の量を合わせます。
②30~60分経過したら市販の固形燃料(25g)を使い、メスティンを火にかけます。
固形燃料が無くなり火が消えるまで放置します。
同じくダイソーで購入したミニストーブ、固形燃料を2個使用しました。
3合炊きは固形燃料を2個同時使用する。
炊飯中は蓋を取らない事!(ひたすらほったらかし!!)
③火が消えたらメスティンをタオルなどで包み、約10分程度蒸らせば完成!
火傷しない様に注意して、タオルなどで包んで下さい。(皮手袋があると良いです。)
僕は同じくダイソーで購入したお弁当保温袋を蒸らしに利用しました。
試食
固形燃料の火が消えてから10分間蒸らし終えたので、いよいよ試食してみます。
美味しく炊けていますよ~に!!
ふたオ~プン!
最っ―高‼ に上手く炊けてました。
底の方にわずかな「おこげ」があるベストな状態で炊きあがり、艶やかな「米が立っている。」と言って良い状態だと思います。
食してみると甘味のあるおいしいご飯になってました。
「美味い❕」
美味しそうな動画がありましので貼らせて頂きます。
まとめ
固形燃料25gとミニストーブ、メスティンがあれば基本炊飯は火が消えるまで、ほったらかしでOK!
素人でも簡単に美味しいご飯が作れます。
バーベキューなどにも併用すると、最高!ですね。
以下のポイントを意識すればご飯が美味しく炊けるよ!・・・たぶん。
・お米を研いだ後に30~60分間は水分をお米に吸わせる。
・固形燃料の火が消えるまでほったらかし。(20~23分)
・炊飯中は蓋を開けない!
・火が消えてから10分蒸らす。
またご飯以外にも色んな調理が出来る万能クッカーだそうなので、色々挑戦してみます!
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